夏休みもロジカルに! 個別指導と思考力プログラム

こんにちは、クランポンスクールです。

暑い日が続いていますね。

blogの更新が少し滞ってしまいましたが、その間も毎日子どもたちは元気に学んでいます。

 

ときどきお問合せの方から受ける相談のなかに、「思考力プログラム(グループワーク形式の授業)の時間がスケジュールに合わない」というものがあります。

こちらにお通いの方には、思考力プログラムに近い内容を個別指導プログラム(2対1)で扱っているお子さまもいます。

今日は、その様子をご紹介します。

 

まず、こちらは、思考力プログラムの板書です。小学校2年生のクラス。

たかどのほうこさんの『ねこが見た話』という物語からの出題です。

天国と地獄、どちらに行くのかを決める受付で、「地獄に行きたい」と訴えるおばあさんが「かわった人」である理由を自由記述する問題です。

子どもたちの解答を講師がそのまま板書して(黒い字)、それを友達同士で添削したり(赤い字)、いいところを褒め合ったり(青い字)して、よりよい答えに磨いていくワークです。

Cさんの答えは、「から」というかたちで理由が説明できている点と、「ふつう」と「おばあさん」をくらべてまとめている点がすてきだね、という確認ができました。

その後の個別指導の時間は、 このグループワークに参加できなかったお子さんに、同じ問題を解いてもらったあと、他のお子さんの答案を紹介しました。

このお子さんは「天国はのんびり」「地獄はきつい」という自分なりの解釈に踏み込んでいる点は興味深いのですが、もう少し本文に忠実に答えることも学んでほしいところです。

自宅学習や一般的な個別指導塾でこういった問題に挑戦する場合は、模範答案と比べることしかできません。

ですから、模範解答と自分の答えに距離があることはわかっても、どのようにアプローチしていくべきなのかわからなかったり、場合によっては、模範解答を赤ペンで写して満足してしまったり…ということがあります。

そこで、他のお子さんの複数の答案と比較することで、個別指導であっても、よりよい答えに近づけていくワークに取り組むことができます。

実際、このお子さんはこのあと自分なりの新しい答案を作成することができました。

 

同じ教材を扱う別の時間は、物語の進行に合わせて、カードを並べたり新たに作って足したりするシーケンスのワークを用意していました。

しかし、思考力プログラムでは他の議論が予想以上に盛り上がったことで、このワークにたどり着くことができませんでした。

授業はなまもの。そういうこともあります。

(シーケンスについては、以前の投稿を参考にしてください。ひっ算の仕方をシーケンスで学ぶプログラムを紹介しています。)

ただ、個別指導の時間は予定どおり進みましたので、このお子さんについてはシーケンスの学習もできました。

 

このように、個別指導の時間に思考力プログラムの内容を踏まえた学習を進めることも可能です。

お気軽にお問合せいただければ幸いです。

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